株式会社ロードフロンティア

申し遅れました、ロードフロンティアの代表の並木です。
私は独立前からコンサルタントとして様々な業界の社長や社員の悩みを聞いてきました。そこで強く感じるようになったのが、「がんばっている人が報われない世の中は間違っている」「消費者マインドが充満している企業は傾いていく」ということです。

私は人口が減少し始めてから社会は切り替わったと伝えています。
不足・不満・不経済・不便・不安に満ちていた成長社会が終わりを告げ、不満と不安だけは残るものの、モノやサービスに溢れた『成熟社会』となりました。

それに伴い、消費者との関係だけでなく、企業と社員の関係も変わりました。
詳しくは拙著の『成熟社会のビジネスシフト』をご覧いただければと思いますが、企業は社員の自己実現を手伝うことが求められるようになりました。

そしてこれは本には書けなかった部分ですが、自分が何をしたいのかもわからない消費者マインドで働いている人ばかりだと、日本は先進国で居続けることは困難です。だからこそ、ロードフロンティアは社員という形を取らずに、起業家の集団という今のスタイルを取っています。消費者マインドから脱却して、生産者になれるようにです。そのためには一般的な企業のように「9~17時」というように時間で評価して給与を与えているのではだめだと考えています。どれだけ仕事をしたのかで評価したいです。楽しようと手を抜いている人の給与を、がんばって働いた人の売上から補填するのはおかしいのです。

ロードフロンティアでは、どの仕事を請け負うかは挙手投票で決まります。そして、給与は稼いだ額で決まります。どの業務にどのくらい時間をかける、かけないはあなた次第です。1日に何時間働くかもあなたが決められます。ひとり一人が起業家で生産者であってほしいと願っています。